親の希望。

※またしても、かなりおさぼりしてしまいました。
　おさぼりが続くと書きたい事があっても
　なかなか手が動きません。
　やはり、継続は力なり。
　皆さんを尊敬致します。

娘も来月で6歳。
小学校入学に向けて、就学検診なんかが行われて
私自身も”いよいよ”って気分になってきた。
自分の小学校時代なんかを思い出して、
習い事なんかも行けるようになるんだろうなぁと
そんなことを考えるようになってきた。

私は3歳からピアノ、そして小学校に入ってから
習字、そろばん、英語・・とまあ私世代だと
一般的なのかな？と思う習い事をしてきた。
私の母世代が、そういった事が出来ずに来た世代で
「子どもにだけは好きなことを。
　習いたいと思うものをさせたい。」
と思ったんだろう。
（現に母親にそういわれた記憶がある。
　当時、社宅のボロアパートに住んでいた我が家に
　小1でピアノが入ったのは、母がそうした願いから
　父に刃向かってまでも購入してくれたものだったし）

それでも、母は”これ”をやりなさい。
というような指定はしなかったと思う。
私や妹が「やりたい」と言ったものを
やらせてくれたんだと思う。
だから、そこそこ長続きしたし、（やらされたとしても
そこにおもしろさを見いだせば続けられるものだとも思うけど）
終止符を打つ、というか、辞めドキみたいなのも
自分で納得が行くところで出来たように思う。

それは（特に長く続けたピアノ）今の私の財産だし、
ありがたい事に就いた仕事に役も立っているし、
今となっては趣味、特技となっているかな。

そんな訳で私の中では、
苦労しない程度になにか、娘にも
少しずつ習い事を・・・と思ってしまったのだが、
娘は3歳の時からバトンを習っている。
これは、そもそもは2歳の時に知り合いからの紹介で
見学に来ないか？ということで行ってみたところから
始まるのだが、その時は体験すらノー。
泣いて終わってしまった。
それから1年、お祭りでバトンの発表を観た娘が
「やりたい！」と言い出して、
家でボッコ（棒）を回す真似をし始めた頃、
ナイスタイミングでまたそこのクラブの人から
「そろそろもう1回来てみない？」と言われた。
体験で即決の娘。
以降、3年目の娘。
たいした集中力はないものの、
みるみる体が柔らかくなり（柔軟好き）
いまのところ、絶対辞めない！と豪語している。

そんな娘に「英語習ってみない？」
「ピアノは？」と言うと
「バトンだけしか出来ない」と拒否られる。
私としては是非ともピアノだけは
なんとか・・と実は3歳から私のピアノで教えた事も
あるんだけど、全く興味もなし。
しかも、あれだね、親子で教えるって相当な客観性（なのか？）
がないとダメね。
すぐ、怒っちゃう。
感情が入る。
そんなんで、全く導入すら出来ないダメ母。

仕事もあるので、休みの日にしか習う事も出来ないけど
小学校へ行けば自分で・・っても思うので
やはり何か”実”となる習い事を。
と思う典型的な親心。（苦笑）
そこで、ナイスタイミングで某音楽教室の体験があったので
行ってみる事に。
本当は個人で始めたいと思ったんだけど、
音楽って楽しい！と思える導入が出来たらと思ったんだけど、
娘の反応はいまいち。

「どう？やってみたい？」
の問いに、答えは「ノー」
がっくり・・・・

それどころか、娘からびっくりするような事を言われてしまった。
★をやりたいと。（★は秘密で）
それは、偶然ある場所に行った時に
やる機会があって、遊びとしてやっていたものなんだけど・・

懇願すること小1時間。
そのクラブが地元にあるんだけど、
1年生からしか入れないらしいとのことだったんで
じゃ、4月まであと少し待ってみようというと
「5歳で入れるところ探してきて！！」とまで言われて。
”いますぐ”じゃなきゃダメらしい。

それでねぇ。聞いてみました、ダメもとで。
それがすんなりOKで。（汗）
体験にすぐ行って、帰りに「どうされますか？」
と監督から言われて私が「帰って主人と相談して・・」
と言ってる横で、「やる！やります！」と断言する娘。

結局、通う事になりました。
娘に今までバトンがあるからって他の習い事はしないって
言ってたんで
バトン辞めてするの？と聞くと
「2つやる。両方好きだから」
だそうです。あ〜そうですか。

体、動かすのが好きなんだね。
正直、私、ウンチ（運動音痴）です。
だから、スポーツが楽しいなんて
思った事ないので、娘の気持ちがわかりません。
（旦那はスポーツマンだったので、
　きっとそっちの血なのね・・）

私は自分の価値観だけを娘に
押しつけようとしてたんだね・・・
私の希望通りには、もう・・というか
最初からだけどならないんだよね。
寂しいというか、反省というか、
改めて思い知らされたようだった。

でも、娘と連弾・・・夢だったんだよね。（涙）

母に言ったら、
「やりたいものやらせてやんなさい。
　もしかしたら、これから先、ピアノがやりたいと
　思うかもしれないしょ。
　それからでも遅くはないんだからさぁ」
と言われました。

そうだよね。
私、何焦ってたんだろう。
ピアニストにでもする気だったのか？
違うよなぁ。

親ってホント、難しいもんです。
つくづく思った。

でも、娘がうれしそうに出掛けていって
「あ〜楽しかった」って帰って来るのをみたとき、
やっぱり、自分もそうだったように
まずは「やりたい」を大切にしてあげて
よかったのかな、と思いました。

でも、グダグダと考えてんだけどね
希望は捨て切れずです。（往生際が悪い・苦笑）

久しぶりの日記はこんなんでした。
まとまりなくて、恥ずかしいですが、
失礼致します。